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認知症の新しい治療法!アルツハイマー病の治療薬シロスタゾール! [認知症]

2014年2月27日、大阪府吹田市にある国立循環器病研究センターで脳梗塞再発予防薬が認知症の進行抑制にも有効であることを発表しました。年々進んでいく認知症機能低下を抑えていました。認知症の新しい治療法として今後、効果をさらに確認するために治験を始めます。認知症に関する最新の治療方法について紹介します。



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認知症とは?




認知症とは認知機能が低下して日常生活に支障をきたした状態のことをいいます。原因の7割はアルツハイマー病で、2割が血管性認知症となっています。



アルツハイマー病は神経細胞の神経伝達を活発にする治療薬(ドネぺジル、ガランタミン、リバスチグミンなど)を使って治療を行います。他にも神経細胞の興奮を抑え、神経細胞が死ぬのを防ぐ薬(メマンチン)を使った治療法もあります。



今回注目された薬はシロスタゾールという飲み薬で、脳梗塞や閉塞性動脈硬化症の再発予防薬として使われている薬です。(血液をサラサラにする薬、副作用に頭痛や頻脈)一般的な薬で普及している薬です。



軽度の認知症の方を対象に認知症進行の抑制のをみてみたところ、シロスタゾールを服用されていた患者さんに対して、服用していなかった患者さんの認知症の進行が80%もありました。



アルツハイマー病の方の脳にはアミロイドβというものが溜まってきます。アミロイドβは血管の壁にも溜まってきて、脳アミロイド血管症と呼ばれています。
シロスタゾールはその脳アミロイド血管症に効果をもたらしたと考えられています。




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脳アミロイド血管症の悪影響




・排出力の低下

老廃物が脳にたまる原因になります。脳にはリンパ管がないので、老廃物は血管の外側を流れていきます。アミロイドβがたまると流れずらくなってしまいます。



・血管がもろくなる

微小出血の原因になります。アミロイドβが血管の壁にたまると血管が破れやすくなって微小出血(小さな出血)が起こってしまいます。微小出血が多発してしまうと神経の機能が損なわれてしまいます。



・脳の血流が低下

アミロイドβが脳の血管にたまると脳の血液の流れが悪くなってしまい、認知機能の低下に直結してしまいます。





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シロスタゾールに期待される効果




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・脳の血液循環の改善

血液をさらさらにして血の巡りがよくなります。



・老廃物の排出を改善

シロスタゾールには副作用に頭痛があります。血管の拍動が高まるので、頭痛が起こると言われています。副作用を逆手にとって、強い拍動で老廃物を流そうということです。




シロスタゾールは一般的に処方されている薬ですが、すぐに認知症の対策として使用することはできません。既にある薬を別の目的で使う場合、治験という手続きを行わなくてはなりません。患者さんの人数を増やしていき第1相→第2相→第3相と治験の段階を踏んでいき、認可を得ます。



シロスタゾールはアルツハイマー病の治療で使われているので、安全性が確保されているということで第2相からスタートします。治験対象の患者さんは、認知症予備軍(MCI)の方です。
認知症が進んでしまうと効果がないので、予防ということで進行が進んでいない認知症予備軍の方が対象となっています。





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シロスタゾールの効果を確認する治験





・東京、三重、京都、大阪、神戸、倉敷の医療機関で今年の秋から実施予定です。


・対象は認知症予備軍(MCI)の方です。


・目的は発症を予防できるか、2年間追跡しシロスタゾールの効果の確認することです。




血管や血の流れは認知症以外の他の病気にも大きく関わっています。血管や血流を悪くするような行動は控えるようにしましょう。






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