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肝腎要の腎臓!腎臓病は尿の色やむくみで見極めを!CKDとは! [腎臓]

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「肝腎要」。肝臓、腎臓は生きていくのに欠かせない大切な臓器です。腎臓病には自覚症状がほとんどありません。腎臓が悪くなったら体から出るサインや治療法など紹介します。


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腎臓は背中側の腰の上あたり(脇腹と背中の中間)にあって、2つあります。大きさは握りこぶしくらいで直径10センチ、幅5センチ、重さ約120~150グラムです。主な仕事は血液中の老廃物をろ過するフィルターの役割です。
糸球体という毛細血管の集まった部分で老廃物をろ過しています。この糸球体が集まってできた腎臓は血管の塊のような臓器です。



腎臓に流れる血液の量は臓器の中で最も多く、1分間に約1リットルもの量が流れます。心臓が全身に送り出す血液の約4分の1が腎臓に流れています。
腎臓の働きは主に5つあります。



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・血液中の老廃物の排泄

食物から取り出したエネルギー源は血液によって全身に送られます。エネルギーが使われるときに老廃物がでます。1つの腎臓には糸球体が約100万個あります。直径0.2ミリの毛細血管から血液中の老廃物をろ過したものが尿となって排泄されます。



・様々な物質バランスの調節

体液にはカリウムやナトリウム、リン、尿酸など様々な成分が溶けています。この成分の量やバランスを調節しているのが腎臓です。このバランスが狂うと手足のしびれやむくみ、筋力低下、イライラなどの症状が現れます。



・体内水分量(体液)の調節

人間の体は約60兆個の細胞でできています。その60%は水分(体液)が占めます。例えば、汗を大量にかいて体内の水分量が不足した時は尿の量を減らし、体内の水分量が増加した時は尿の量を増やし体の外に排泄します。このように体内の水分量を調節する働きがあります。



腎臓の機能が低下すると水分調節ができず、体内の水分を排泄できず体に溜まりやすくなってしまいます。この溜まった水分がむくみとなって現れます。



・血圧調節

腎臓は血圧をコントロールするホルモンを作っています。そのため腎臓に異常があると血圧の調節する機能が低下し、高血圧になりやすくなります。



・血圧を弱アルカリ性に保つ

血液は通常弱アルカリ性に保たれています。その値を示すのがpHです。このpHの値が小さくなり酸性に傾くと疲労感や吐き気を感じ、最悪の場合意識障害になる可能性もあります。


逆にpHの値が大きくなりアルカリ性に傾くと筋肉がけいれんし引き攣りなどを起こします。
肝臓は悪くなっても復活することがありますが、腎臓は極めて治りにくい臓器なので、早期発見が大切になってきます。




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腎臓病の3つのサイン


腎臓が悪化しても自覚症状はほとんどありません。ただしこの3つのサインを見逃さなければ大丈夫です。




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・尿

腎臓病は尿の色やにおい、状態に現れます。健康な人の尿は淡い黄色で、ほぼ透明に近い色です。濃いオレンジ、緑、白く濁る、赤、黒などの色が出た時は注意が必要です。



濃いオレンジ色の尿は大量に汗をかいた後やビタミン剤を飲んだ時に出ることがあります。濃いオレンジ色の尿がだた時は水分を多めにとり、様子を見て何日も続く場合は病院へ行きましょう。



緑色の尿が毎日続くようであれば肝臓の病気などの可能性が考えられるためすぐに病院へ行きましょう。白く濁った尿は腎臓や膀胱にばい菌が入り、感染や炎症を起こしている可能性があります。特に注意が必要なのが赤か黒の尿が出た時です。
赤か黒の尿が出た時は腎臓から尿道までの間のどこかで出血が起こり尿に血液が混ざっているというサインだと思って下さい。



腎結石、水腎症、急性/慢性腎盂腎炎、膀胱炎、尿管腫瘍、急性/慢性腎炎、糸球体腎炎、尿路結石、前立腺がなどの様々な病気の可能性が疑われるのですぐに病院での検査が必要になります。



ほとんどの尿はにおいがありません。ツンとした刺激臭や甘酸っぱいにおいがある場合は、腎臓や尿路の炎症や糖尿病の疑いがあります。
泡立った尿は危険です。尿にタンパク質が混ざっていることで起こるので、腎機能が低下している疑いがあります。尿を見てこのようなサインが見つかった時はすぐに病院へ行きましょう。



水分をたくさん取ると腎臓に負担がかかると思われがちですが、逆に水分をあまりとらないと腎臓に負担がかかってしまいます。水分は1日1~2リットルくらいはできるだけとるようにしましょう。




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・むくみ

むくみ(浮腫)とは顔や手足などの末端に水分が溜まり腫れている状態です。腎臓の機能が低下すると塩分と水分が溜まってむくみになります。
「まぶたが腫れぼったくなる」、「指輪が入らなくなる」、「靴がきつく感じる」、「靴下のゴムの跡がなかなか消えない」
このようなサインがある場合は注意が必要です。



むくみの他に立ちくらみや貧血も腎機能が低下すると起こりやすくなるので、よく起こる方は一度検査した方が良いかもしれません。



・血圧

高血圧は腎機能低下の最も重要な原因となります。なので機能低下を防ぐには血圧のコントロールが必要になってきます。
腎臓は血管が集まってできた臓器です。高血圧があると血管に動脈硬化が起こります。そうすると腎臓がどんどん悪くなってしまい血圧をあげてしまう→高血圧→動脈硬化という悪循環に陥ります。



高血圧患者の約3割に腎障害の可能性があると言われています。血圧が140mmHgを超えるようなら注意が必要です。塩分を控えたり、適度な運動をして安定した血圧を保ちましょう。






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CKD(慢性腎臓病)




自覚症状はほとんどないので、尿にタンパクが出て(3か月以上)見つかることが多いです。進行すると脳卒中や心筋梗塞のリスクがあります。成人の8人の1人、約1330万人が慢性腎臓病の疑いがあり、新たな国民病とも言われています。
酒量を控えて適度な運動を行いましょう。







腎不全




腎臓は体に害となる老廃物を尿として排泄する役割がありますが、腎不全になってしまいますとそれができなくなります。腎不全の治療法は血液透析(人工透析)や腎移植です。
40年前は301人だった透析患者数は現在は約30万人(約1000倍)います。



血液透析とは血液中の老廃物を人工的に透析器で除去することです。腎臓の代わりに尿を取り出します。なので透析を受けている方はほとんどトイレで排尿しません。1日に摂取できる水分量は約300ミリリットルで、食事制限もあります。



葉野菜や果物などカリウムの多い食品は不整脈や心停止を起こす危険があるため控えなければいけません。
血液透析にかかる時間は4時間以上で、週に3回行うので合計12時間以上となります。腎不全の症状は高血圧やむくみ、食欲不振などがあって、末期になるまで気付かない方が多いです。



腎移植は生体腎移植と献腎移植(死体腎移植)があります。生体腎移植は親族から腎臓を提供してもらい移植をします。献腎移植は臓器提供の意思を示した方が亡くなられた際に腎臓が提供され移植をします。献腎移植を待っている患者さんは現在12000人を超えています。



待っている方に比べて少ない方しか移植が受けられていないというのが現状です。移植希望の平均待期期間(成人)は日本が約17年、外国では5年以内です。
日本は圧倒的に臓器提供者数が少ないことがわかります。年間で腎移植を受けられる方は1600人ほどです。




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