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心不全の症状、なりやすい人の特徴は!慢性心不全は突然死の可能性も! [心臓]

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心臓の機能が低下し突然死にもなってしまう心不全。今回は心不全の症状、重症度、必要な検査、主な原因、なりやすい人などを紹介します。


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心不全の症状




1.坂道や階段などで息切れ


2.手足が冷たい


3.日中のトイレ回数や量が減少


4.だるい


5.体重が1週間くらいで2~3キロ増加


6.むくむ


7.夜間に呼吸が苦しくなる、咳が出る


8.食欲不振





だるい、息切れ、むくみなどはよく聞く症状です。心不全には突然起こるものもありますが、こういった気が付かないうちに症状がでて少しずつ進行して慢性の経過をたどるものもあります。



心不全を患って新たに入院する患者さんは1年で約21万人にもなります。他に治療を行っていたり、入院されている患者さんを含めると160~250万人もいると言われています。



心不全は心臓の機能が衰えている状態を指しますが、軽症の方は日常生活で症状が出ないために医療機関を受診されていない方が多く存在しています。したがって実際の心不全の患者さんはもっと多いとも言われています。




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心不全とは!?




心臓は高性能なポンプの約割を果たしています。ギュッと縮んで血液を全身に送り出して、大きく広がって全身から血液を取り込みます。それを1日中約10万回繰り返しています。
この縮む働きと広がる働きが悪くなるのが心不全です。



血液を送り出す働きをしている左心室の機能が低下してしまうのが収縮不全と言われています。一方で血液を取り込む働きが悪くなり、心臓に血液を十分に供給できなくなった状態を拡張不全と言われています。



かつて収縮不全が原因で心不全になると考えられていましたが、最近の研究によって拡張不全の方が全体の約4割を占めていることがわかり、年々増加傾向にあることもわかっています。
またこの拡張不全は高齢の身体活動度の低い方に多いという特徴があり、症状に気付きにくく収縮機能が正常に保たれているので見過ごされ易く注意が必要です。







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1~4の症状は心臓に血液を送り出せないことで起こります。血液を送り出せないことによって身体に必要な酸素や栄養素が足りなくなってしまい息切れや疲れやすいといった症状が現れます。細い血管に血液が行き渡らなくなってしまうので手足が冷たくなります。
トイレの回数や量が減ってしまうのは腎臓に流れる血液の量が少なくなってしまうためです。




5~8の症状は全身、肺から心臓に戻る血液が停滞してしまって起こります。血液のスムーズな流れが悪くなってしまって水分が溜まりやすくなります。それによってむくんだり、体重増加につながります。特に足の甲やすねにむくみが見られます。



また胃腸の粘膜や肝臓がむくんでくると食欲が低下してきて食欲不振になります。また肺に血液が溜まると肺うっ血という症状が出てきます。この肺うっ血が進むと肺に水が溜まって血管の中から血液の液体成分が血管の外に漏れ出してしまって肺水腫が生じてきます。
肺に水が溜まる肺水腫になってしまうと横になると苦しくなったり、咳が出るといった症状が出てきます。






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心不全の重症度




・Ⅰ(無症候性)
日常生活でほとんど症状なし



・Ⅱ(軽症)
階段や坂道で息切れを起こすなどの比較的強い労作で症状が現れたりします。



・Ⅲ(中~重症)
平地の歩行でも息切れを起こすなどの軽い労作で症状が現れたります。



・Ⅳ(難治性)
洗面やトイレだけでも息切れを起こすなど安静時にも症状が現れたりします。




重症度によっても症状はかなり変わってきます。しかし、階段や坂道で息が切れてしまうのは心臓が原因とは普通思わないですよね。なのでⅠ、Ⅱの心不全の方は受診に至っていないケースが多くなっています。



心臓はポンプの機能が低下すると、危機を感じて自動的に心臓の拍動回数を増やしたり、心臓収縮増強、心拡大、心肥大をしてそれを補おうとします。ですが、それを続けると心臓に大きな負担がかかります。
すると心臓機能が低下して悪循環に陥ってしまいます。
これが心不全の重症化につながってしまうんです。



なので心不全が初期のうちに発見することが望ましくなります。そのためには検査が必要になります。気になる症状がある方、心配な方は健康診断以外に心不全の検査を受診することが早期発見につながります。








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心不全に必要な検査




・胸部X線
COPDなどの肺の病気、心臓の拡大、肺に水が溜まっていないかを調べる検査です。



・心電図
心臓の肥大、不整脈、心筋梗塞などの病気がないかを調べる検査です。



・心エコー
超音波を使って心臓の機能を詳細に調べる検査です。心臓の大きさや形、壁の厚さ、収縮の機能、拡張の機能を調べることができます。拡張機能を調べるためにはとても大切な検査となっています。



・血液検査(BNP検査「脳性ナトリウム利尿ペプチド」)
BNPとは心臓に負担がかかると心臓から分泌されるホルモンとして知られています。このホルモンが血中に上がっていると心不全の疑いがあります。



悪循環に陥った状態が長く続くと心臓の細胞はもとに戻りにくくなってしまい、完治が難しくなります。しかし、早い段階で気づいて適切な治療を行えば心機能を回復させ、辛い症状がでないまま生活を送ることができます。また、進行してしまってからでもちゃんとした治療を行えば普通の生活に戻ることは可能です。




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急に心不全を発症する急性心不全。治療を行って症状が改善されても心臓の機能自体は低下した状態でそのことを慢性心不全といいます。心不全といえば「突然死」ということをよく聞くと思います。
心不全で突然死してしまう方の半数は心室細動などの危険な不整脈が原因で亡くなられています。



慢性心不全の状態だと心不全が悪化しなくても、いつでもこういった突然死が起こってしまう可能性があります。なので症状が治まっても治療を続けることが大切です。



心不全は再発しやすい特徴もあります。何らかの原因で急激に悪化(急性増悪)したりして、それを繰り返すと心不全が重症化しやすくなってしまうので、この急性増悪をいかに防ぐかということが重症化しない重要なこととなります。40歳以上の方は1度は検査をお勧めします。






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悪化の主な原因




・塩分や水分制限を守らない


・感染症


・治療薬服用を守らない


・不整脈


・過労


・ストレス





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心不全になりやすい人




・心臓病がある(心筋梗塞、弁膜症、心筋症など)


・高血圧



拡張不全は高齢者女性の方高血圧の方がなりやすくなっています。他に肥満、糖尿病、心房細動、慢性腎臓病、睡眠時無呼吸症候群を併せ持つ人が多いと言われています。高齢化、生活習慣病の増加に伴って拡張不全の患者さんは今後も急増するのではないかと心配されています。









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